納豆の作り方、栄養価が高い納豆のナットウキナーゼの健康効果と効能

納豆

なぜ納豆は糸を引く?

納豆をお箸でかき回すと、粘りのある細い糸がたくさん出てきます。これは納豆菌によって大豆から合成されたもの。

そもそも、納豆菌は稲のワラに付着する雑菌の1種で、非常に生命力が強い特徴を持っています。納豆菌は稲のワラ1本に約1000万個、納豆100グラムにつき1千億個も付着しています。

納豆菌がタンパク質(大豆)に付着すると、それをエサに増えていきます。そして、グルタミン酸ポリペプチドとフラクタリンが作られます。これが、納豆の糸、ネバネバの正体です。

なぜ納豆はにおう?

納豆には特有のニオイがあります。ここで、「匂い」や「臭い」と漢字変換しない理由は、納豆をいい匂いと感じる人もいれば、いやな臭いと感じる人もいるからです。

ご存じ、納豆は発酵食品です。納豆独特のニオイは、ピラジン類、特にテトラメチルピラジンという物質。

発酵させた食品や調味料は特有のニオイがあり、これらは細菌の発酵作用によって発生するニオイです。

実は、腐りかけている植物性食品は美味しく体にもいいと言われますが、正しくは発酵させた食品は体にいいのです。

世界的に見て、日本は発酵食品大国と言われるほど発酵食品が多い国です。

この背景として、日本は温暖多湿な国ですから、食品が腐りやすい問題があります。そこで先人たちは、これを逆手に取り、納豆のみならず魚や野菜を発酵させることで、保存性を高め、旨味と栄養価も高まる食品加工技術を生み出したのです。

発酵食品は日本人の英知の結晶ですね。

納豆の作り方

納豆の作り方はYouTube動画にて。(再生時間:14分)

納豆がO-157を消滅させる?

納豆

十分に発酵した納豆は腐りにくいです。

これは、納豆が抗菌物質を作っているからです。納豆菌の培養液を濾過して、液体を作り、その中に様々な菌を入れると、あらかた全ての菌を抑えることができるといいます。

納豆菌は腸内の有害菌に対して抑制する効果があり、病原性大腸菌O-157を消滅させる効果があることが大学の研究でわかっています。

このように、納豆菌は悪玉の菌を殺すだけでなく、増殖を抑えて体外へ排出させる役目をします。更に、納豆菌は善玉菌に対して、菌が増えるのを助ける働きがあるようです。

納豆は抗生物質を遥かに超える健康パワーがあるようです。しかも、納豆は食品ですから、もちろん副作用がありません。

ビタミンB2

納豆にはいくつかのビタミンが含まれます。その中で、ビタミンB2が多く含まれています。

ビタミンB2は皮膚や目、粘膜を守る効果があり、成長促進、肝臓のサポート、老廃物を浄化する機能を支えています。

大豆そのものにビタミンB2が含まれますが、納豆の場合、そのビタミンB2が大幅に増える特徴があります。納豆のビタミンB2は、100グラム中0.8から1.0グラム。一日100グラムの納豆を食べると、牛肉約1,000g分のビタミンB2を摂取することになります。

大豆は畑の牛肉と言われる所以です。

改めて、納豆ファンになりそうです♪

骨粗鬆症の予防

家の階段

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、日常生活の何気ない行動、例えば階段の昇り降りやつまずいただけで骨折してしまう症状です。特に、60歳以上の女性がこの病気にかかりやすい傾向があります。

骨にはカルシウムを貯めておく役割があります。細胞内のカルシウムが不足してくると、自動的に骨からカルシウムを補填します。この状態が続くと、骨のカルシウム成分が不足して、もろくなってしまいます。

骨粗鬆症の予防方法として、牛乳やチーズの乳製品が推奨されています。牛乳の脂肪分は飽和脂肪酸であり、これは動物性脂肪です。別のページで書きたいと思いますけど、牛乳は子牛が飲むものであって、人間に適しているかどうかは別問題でしょう。

管理人が考えるカルシウムの摂取方法として、「納豆」や「小魚」が適していると思います。納豆には、骨に必要なビタミンKが多く含まれています。

ビタミンKは血液凝固作用があり、K1とK2の2種があります。

ビタミンK1は、主に緑黄色野菜や海藻類に、

ビタミンK2は、納豆や味噌に含まれています。

ビタミンK2はカルシウムの吸収をサポートする作用があります。子供からシルバー世代まで、積極的に納豆を摂取したいものです。

血栓を溶かす

健康

生活習慣病と呼ばれる3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)が増加しつつあります。

心疾患は血流が悪くなり、血管が詰まることで発生する病気です。

納豆のネバネバに含まれる成分で「ナットウキナーゼ」と呼ばれる物質があります。これはタンパク質の分解酵素であり、血栓の素となるタンパク質を分解する働きをします。

血圧を下げる

シルバー世代が抱えている病気の中で高血圧があります。高血圧は大きく2種類あります。

【症候性高血圧】

心臓や脳、腎臓等のどこかに血圧を上げる原因がある。

【本態性高血圧】

原因が不明ながら、血圧が高くなる。高血圧患者の約90%は本態性高血圧と言われています。

納豆に含まれるナットウキナーゼは、血液サラサラ効果があるため、納豆の摂取による降血圧効果が期待できます。

便秘生活からスッキリ生活

納豆菌には、消化活動をサポートする酵素が多く含まれています。

大豆に含まれるタンパク質が納豆菌によって分解されることで、消化が良くなります。

タンパク質をアミノ酸に分解するプロテアーゼを主とする糖質をブドウ糖に変えるアミラーゼ、脂肪をグリセリンと脂肪酸に分解するリパーゼ、繊維質を糖に変えるセルラーゼ等が酵素剤となり、消化整腸力を高めてくれます。

人間の腸内には数百種類、100兆個の腸内細菌が住んでいると言われます。それらには健康にプラスの作用をする有益菌と、マイナスの作用をする有害菌が同居しています。

食生活が急に変わると、有害菌が増えて下痢や便秘の症状に悩まされる人も少なくありません。納豆は有害菌を抑えて、便通をサポートする働きが期待できます。

見直したい納豆

納豆

日本は多湿な気候環境です。

日本人は農耕民族であったからこそ、米を作り、納豆という素晴らしい食品を生み出しました。納豆は手頃な価格ですし、入手性も高い食品です。

様々な疾患を抱えている患者は、医薬品と切っても切れない関係にあります。ただ、確実に言えるのは「薬」には、必ず副作用があります。薬を飲んで、すぐ副作用が出る場合もあれば、しばらく一定期間が経過してから副作用が出る場合もあります。

特に、シルバー世代が毎日、朝昼晩と大量の薬を飲んでも、それらは食品ではありません。健康をサポートするのは、もちろん食事です。

ライフスタイルの中で、毎日の食生活を見直して、身近な「納豆」を積極的に生活に取り入れるのはとても簡単です。健康のキーワードは実は、足元に落ちているのかもしれませんね。

あと、忘れたくないのは、納豆を買う時、「国産大豆」を選びたいものです。

ためしてガッテン

2017年6月23日、PM7:30から放映された「ためしてガッテン」は、納豆特集「すごいネバ!納豆の新ワザ大連発New window iconでした。

番組の中で、ユニークな納豆の食べ方が紹介されました。納豆に「お酢」や「ヨーグルト」を加えることで美味になるという内容でした。

次に、万能調味料「納豆ジャン」の紹介です。

フライパンにひき肉と調味料を入れて炒めてから、納豆を加えます。熱が冷めたら冷蔵庫に入れます。20時間ほど寝かせることで、納豆の納豆菌がひき肉を発酵させて、美味しくいただくことができるという内容でした。(2017.6.30追記)

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